モスクワは飛行機の出発地(2)

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.74:
セルゲイエフは約束したが、モスクワ行きは飛行機ではなかった。
Telperion訳:
セルゲイエフは約束した…なのにモスクワに飛行機がない!
原本『Noureev』:
Sergueev promet... mais à Moscou, pas d'avion !

ヌレエフが極北の地に派遣されるとき、モスクワからの飛行機移動を要求した。この文は実際のてんまつ。

"à ~(場所)"には「~に向かって」という意味も、「~において」という意味もある。だからここで引用した文だけでは、モスクワ行きかモスクワ発かは断定できない。しかしヌレエフはすでにモスクワからの飛行機移動を要求した後なので、その約束が反故にされたことを示すには、àは「~において」と解釈しなければならない。事実、ヌレエフはこの後で列車で24時間かけてヨシュカル・オラに行く破目になることが語られる。

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