FBIは通報される側の機関

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.229-230:
七二年にはなんの根拠もなくFBIの監視官が別の通報を行った。
Telperion訳:
別な警報が原因で根拠もなく、FBIの監視は1972年に再開される。
原本『Noureev』:
Une autre alerte, sans aucun fondement, relancera la surveillance du FBI en 1972.

FBIがヌレエフにソ連のスパイという疑惑をかけたことについて。

原文は「主語 + 述語 + 目的語」という単純な文に、"sans aucun fondement"(何の根拠もなく)が加わったのみ。

主語
Une autre alerte (別の警報)
述語
relancera(再開する)
目的語
la surveillance du FBI (FBIの監視)

「別の警報がFBIの監視を再開する」とは、この少し前に書かれたメモの通報と同じような外部からの警報が、監視再開の原因になったということだろう。FBIは通報を受け付ける機関であり、FBIから通報する機会は少なそうに思える。

更新履歴

2014/9/30
箇条書きを導入
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