監督の業績になるのはパーティでなく公演

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.265-266:
アントニー・チューダーのようなフランスでは無名の人物を囲むパーティの開催、
Telperion訳:
アントニー・チューダーのようにフランスでは真価を認められていない人物を主題にして構成された公演、
原本『Noureev』:
des soirées construites autour de personnalités méconnues en France, comme Antony Tudor,

ルモンド紙が称えたパリ・オペラ座バレエ監督ヌレエフの業績の一つ。

仏和辞書でsoiréeを引くと、次の意味が載っている。

  1. (日没から就寝までの)夜
  2. 夜のパーティ
  3. 夜の公演

以下に挙げることから、ここでは夜の公演を指すと考えて間違いない。

  • アントニー・チューダーはイギリスの振付家。"autour de ~"は「~の周りで」という意味だが、転じて「~を主題として」という意味もある。
  • 巻末の「ヌレエフがパリ・オペラ座バレエ団に招聘した振付家」リストを見ると、現に1984-1985シーズンでチューダーの4作品が上演されている。
  • バレエ団監督としての業績として、パーティの開催はいかにも場違い。
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