伝記『ヌレエフ』の翻訳の検討

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』(ベルトラン・メイエ=スタブレ著、新倉真由美訳、文園社)と『ヌレエフとの密なる時』(ローラン・プティ著、新倉真由美訳、新風舎)の誤訳と改変。『バッキンガム宮殿の日常生活』(ベルトラン・メイエ=スタブレ著、新倉真由美訳、文園社)の一部も対象

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南極の海峡に付いたチャールズ皇太子の名

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.187:王室の政令で、南極の海峡とエレファント諸島の海峡の洗礼名がつけられた。 Telperion訳:ついには王室の布告によって、南極の海峡とエレファント諸島近くにある海峡に彼の名が付けられた。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Un décret royal baptisa enfin de son nom un détroit de l'Antarctique et un bras de mer situé près des îles de l'Élephant. チャールズ...

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エリザベス2世の前に女王がいないような言い方

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.187:チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージは二つのタイトルを持ってこの世に生まれた。ジョージ六世は、国王の男児だけが王位を継承できるという勅令を、権限を利用してエリザベス誕生の五日前に改定した。 Telperion訳:チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージは2つの称号を持って誕生した。ジョージ6世は彼のために5日前、君主の息子だけが生まれながらに殿下ならびに王子となれる...

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『バッキンガム宮殿の日常生活』原書購入

序文と第1章だけの照合の限界 私は以前「『バッキンガム』照合範囲の狭さによる思い残し」で、新倉真由美がまたしても誰かへの悪口を誇張したという疑念を書きました。そこを確認しようとしたら、後のほうの章をいくつも読まなければならないと分かっていても、その疑念を忘れ去ることはできませんでした。いくら私が英国王室に興味がないといっても、ヌレエフのようにおとしめられた実在の人物がまだいるなら、あまりに気の毒と...

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2つのスイートがあるのは東側では?

  • カテゴリ : ボツ箱
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2つのスイートがあるのは東側では?

前置き 以前、記事「ステート・ルームを住居と呼ぶことの是非」で次の文を引用したとき、「新倉真由美訳には言いたいことがあるので、別記事に書ければそうします」と書きました。でも残念ながら「ボツ箱」カテゴリ。納得が行く記事を書けなくても、さんざん頭を絞った課題なので、書かないとすっきりしません。 取り上げる引用文 『バッキンガム宮殿の日常生活』P.52:西側の居住区域の一番奥には二間続きのスイートルームが...

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庭園の贅沢さは広さにある

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.53:それは、ロンドンの中心にある、贅を尽くした約二〇ヘクタールの巨大な私有公園とも言える。 Telperion訳:要するに、20ヘクタール近い、非常に大きな私有公園である。ロンドンの真ん中では、このことはすでに非常な贅沢となる。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Il s'agit somme tout d'un très grand parc privé sur presque vingt hectares – ce qui constitue déjà un...

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高名なバラ、ピースの描写

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.55:メイランド夫人が作った“平和”は鮮やかな黄色で、ぎざぎざした陰影のある花である。 Telperion訳:最後に、マダム・メイアンが作出したピース。淡い黄色で、ぎざぎざとピンクの陰影が見事である。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Enfin, Peace, création de Mme Meilland : jaune clair, magnifiquement découpée et ombrée de rose. 宮殿の庭園に多い3種のバラのうち...

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