トールチーフとブルーンがかつての恋人だという示唆

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.127-128:彼女は周知のとおりバイ・セクシュアルなエリックがタタール人に惹かれ、彼女のロマンスが終わってしまうかもしれないと思ったが、自分が紹介したダンサーを二人とも失うとは想像していなかった。 Telperion訳:自分のデンマークのロマンスに終止符が打たれたこと、周知のバイセクシャルであるエリックがタタール人に魅了される以外にないことは知っていても、2人のダンサーを互...
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トイレで流す水からうかがえる宮殿らしさ

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.52:水を流す音が聞こえる。 Telperion訳:水を流す音はこの上なく控えめである。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:la chasse d'eau est on ne peut plus discrète. 宮殿の化粧室について。前の段落でチャールズ皇太子などのかつての住居をデヴィッド・ヒックスが装飾したと書いてあるので、化粧室もその住居の一部かも知れない。 仏文和訳 原文は"la chasse d'eau est d...
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場所によって階数が違う最上階

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.44:地下の二つのエレベーターを使い三番目のボタンを押す人と、四番目のボタンを押した人が、住居スペースの最上階で一緒になるのです」 Telperion訳:二人の職員が地階で2つの違うエレベーターに乗り、一人は4階のボタンを押し、一人は5階のボタンを押すと、召使いの階である最上階で合流するのです」 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Deux membres du personnel prenant au...
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自分から和解を持ちかけようとはしなかったプティ

『ヌレエフとの密なる時』P.79:本当のことを言えば、私は和解を願い、怪人ヌレエフが同意の兆候を見せてくれることだけを待っていたのだった。 Telperion訳:実際には私は、期待していた和解の合図を怪物が見せることだけを待っていた。 原本『Temps Liés avec Noureev』:En réalité je n'attendais qu'un signe du monstre pour la réconciliation que j'espérais. 1983年の「ノートルダム・ド・パリ」ニューヨーク公演がもと...
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勘に頼らざるを得ない宮殿内部

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.43-44:宮殿に勤めていたベテランの一人が実に便利なアドバイスをしてくれました。“宮殿は四角い建物だということを忘れてちゃいけないな。そうすりゃ元来た方向がわかるじゃないか、ねえ君。もし迷ったとしてもさ、遅かれ早かれ出発点に戻ることができるというものよ”と」 Telperion訳:宮殿のベテラン職員の一人が私を励ますために、実用的な助言をしてくれました。『宮殿が正方形に建っているの...
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ルートが複雑なのは宮殿の外側でなく内側

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.44:建物の北東棟のロイヤルブルス門から入った人と、南西棟のキッチン側の門から入った人が、どうやって宮殿の一階に達するのかわかりませんでした。宮殿の後ろ側の一部分は、違う階に繋がるように交差していました。 Telperion訳:二人の人間が宮殿に1階で入り、一人は建物の北東の角にある君主手許金の戸口から、もう一人は南西の角にある厨房の戸口から、互いに相手に向かって進みながら、どう...
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提案に耳を貸すそぶりだったヌレエフ

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.290:これが報道されたとき、ある若きエトワールはヌレエフにこう示唆した。「彼は感じは良いがなんの経験もありません。カドリーユとして入団し、本当に上達すれば四年以内にはエトワールになれるでしょう」 Telperion訳:そして、当時オペラ座のある女性エトワールがほのめかしたことがヌレエフの耳に入った。「彼は感じが良いですが、何の経験もありません。単なるカドリーユとしてバ...
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なくてもいい報道に毎日向き合う女王

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.22-23:彼女は荒れ狂う海の中の動かざる岩にも似て、マスコミの絶え間ない攻撃に向かい合う哲学者のようだ。彼らは情け容赦なく毎日朝食のたびに、女王自ら出演している連続ドラマに新たなエピソードを加え続ける。題して〈ウィンザー家のスキャンダル〉。 Telperion訳:大荒れの海に取り巻かれるぽつんとした岩のように、彼女は立ち向かう。容赦ないマスコミが攻撃を繰り返す前で達観して。マスコ...
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ダイアナ妃逝去の混乱後も君主制は堅持された

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.23:一九九七年のダイアナ妃の死とそれを取り巻いた国民感情は、王国と国民の間の溝を浮き彫りにさせ、君主国に弔鐘を鳴らした。 Telperion訳:なるほど、1997年夏のダイアナ妃の死、そしてそれを取り巻いた大衆の心の高ぶりは、王権と臣民の間にある明白な溝をくっきりと見せ、君主制の弔鐘を鳴らすかに思われた。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Certes, la morte de la pr...
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普通でないと述べた文が正反対に

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.24:非現実的に見える組織の中に飛び込んでみると、恐らく普通でないことは何もないと気づく。 Telperion訳:時には現実離れした機構に入り込むと、何物も完全には普通でいられないと見極める。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:On mesure, en plongeant dans ses rouages parfois surréalistes, que rien n'y peut être tout à fait ordinaire. 記事「内務省の統治は無関...
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