ラテン語の名文句を強引にフランス語扱い

『バッキンガム』P.133:危険な噂話がある。 Telperion訳:賽(さい)は投げられた。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Alea jacta est. 子どもの頃から馬術に打ち込んでいたアン王女が競技大会でその才能を発揮するようになったことを述べた段落にある文。 一向に説明されない噂話 新倉真由美の文があからさまに変な点は、危険な噂話が何なのかがこの後も明かされないということ。アン王女が馬術の大会に出...
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ロイズは王室儀式中止保険を提供する

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.71:ロイド社は大きな公式セレモニーの中止に備え、定期的にコマーシャルやホテル経営者やテレビ番組に保険をかけている。戴冠式の折に安全警備にかけられた額は少なかった。 Telperion訳:だからロイズ社は定期的に、商人やホテル経営者やテレビのチャンネルを相手に、大規模な王室儀式の中止に対する保険を引き受ける。戴冠式の時点では、保険証券の保険料の相場は非常に安かった。 原本『Bucki...
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見落とされたロイヤル・ミューズ統率者の存在

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.139:そこで働くスタッフたちは宮殿内で働く人たちとは違う格付けがあり、一般の廷臣よりはずっと上で王室の廷臣より下の階級に属している。管理するのはロイヤル・ミューズである。 Telperion訳:そこで働く職員には、宮殿とは異なる独自の優先順位がある。普通の侍従よりずっと地位が高い冠侍従の指揮下にいる。彼がロイヤル・ミューズを率いる。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth...
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礼儀作法の重圧ばかりを書き立てるつもりはない原著者

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.196:もし一般人がこのように格式ばった中で生活するとしたら、恐らく窒息してしまうだろう。何も大げさに言っているのではない。 Telperion訳:このような儀礼の中で暮らすことに対して、一般人の大多数は息苦しい印象を少し持つだろう。しかし何事も誇張してはならない。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』 :À vivre dans un tel cérémonial, le commun des mortels aurait q...
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議会が開会式で王権に蹴散らされる新倉本

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.127:チャールズ一世時代から続く不思議なしきたりで、執行官が五十mほど廊下を通りドアをぱたんと閉める。王だけが兵士を伴い議場に入ることができ、五人の議員は入場を遮られ拒絶される。 Telperion訳:驚くべき儀式により、執行官(黒い棒と呼ばれる)が50メートルの廊下を通り抜け、鼻先で扉をばたんと閉められる。この伝統はチャールズ一世までさかのぼる。5人の議員を逮捕するために、兵とと...
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王冠の真珠をネックレスに使い回し?

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.193:戴冠式の後には祝宴が催された。エリザベスは王冠についていた真珠をプラチナの芯から外し、ネックレスとして使えるようにした、という話を聞いて微笑んだ。 Telperion訳:次に行われた歓待の場でのみ、廷臣たちがティアラを取り出した。イギリス最高の名門の数々が、ティアラを組み立てさせるとき、真珠をプラチナの台座から取り外して上流階級の日常生活でネックレスにして身につけられるよ...
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アリソン・ワットが描いた皇太后は原著者の説明と違う

現実に即した訳文かどうかの確認に向けて 記事「皇太后論の自由すぎる創作」ですでに、新倉真由美の訳が正しくないという説明は済んでいます。しかしそれだけでは物足りない。私が提案した訳をもう一度載せます。 アリソン・ワットは大胆にも、君主国で最も人気のある人物の一人を、王家の属性でなく、きらめく宝石と果樹園に似た帽子で表現していたのだ! 構文解析は問題ないし、単語の辞書的意味も踏まえています。でもそれだ...
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イギリス皇太子とチェスター伯は同一人物

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.147:皇太子はある日飛行機に乗るとき〈チャーリー・チェスター〉という偽名を使った。それは実在のチェスター伯爵の名前で、彼は完璧にその振りをした。 Telperion訳:皇太子はある日、飛行機に乗るために「チャーリー・チェスター」という変名に頼った。非の打ちどころなく自分の名だと要求できる名前だ。なぜなら彼はチェスター伯でもあるのだから。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisa...
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皇太后論の自由すぎる創作

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.239:アリソン・ワットが皇太后を、王族の肩書がなくても、きらめく宝石と果樹園のような帽子があれば、君主国で最も人気のある人物の一人だと言ってのけたのだ! Telperion訳:アリソン・ワットは大胆にも、君主国で最も人気のある人物の一人を、王家の属性でなく、きらめく宝石と果樹園に似た帽子で表現していたのだ! 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Alison Watt avait os...
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