公式のパーティにふさわしい色と本数の花

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.56:反対にバッキンガム宮殿の舞踏会の間用には、自身の温室で栽培した目に鮮やかな赤や黄色の花をふんだんに使うように命じ、天蓋が付き、金色の装飾のある王座のそばのトレイの上に置かれる。 Telperion訳:その反対に、バッキンガムの舞踏会の間における公式の晩餐会用には、自分の温室で摘んだあふれんばかりの赤と黄のカーネーションの花束を求める。皿の金、椅子の鮮やかな紅、そして2つの王...
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弓の間に展示された食器がテーブルに化ける

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.45:隅には一七六三年と刻印されたチェルシーのアトリエ、メクレンブルグ・ストリッツ(原文ママ)のテーブルが置かれている。 Telperion訳:四隅のニッチには、メクレンブルク=シュトレーリッツの食器セットがある。チェルシーの工房に典型的なもので、1763年にさかのぼる。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Dans des niches aux quatre coins figure le service de table Mec...
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自分への絶賛を一人による発言だと明記する節度

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.85:初日を観たフランスの批評家たちは大挙して劇場に舞い戻って来ました。団員の一人がスプートニクにも値する出来栄えだったからです」 Telperion訳:初日に出席したフランスの批評家は全員大挙してまた現れ、このとき批評家の1人が私をスプートニクと呼んだ」 原本『Noureev』:Les critiques français qui assistaient à la première étaient tous revenues en force et c'est alors ...
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1844の間という名の由来はロシア皇帝の滞在

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.45:部屋の名前は、ロシアのニコライ一世がイギリスを訪れ、英露協定を結んだ年を記念してつけられた。 Telperion訳:この部屋の名前は、英露協定を結んだイギリス訪問中の1844年にここに滞在したロシア皇帝ニコライ1世に由来する。 原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』:Cette pièce doit son nom à l'empereur Nicolas Ier de Russie qui l'occupa en 1844, lors d'une visite en...
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プティと和解するためヌレエフは自尊心を抑えた

『ヌレエフとの密なる時』P.79-80:電話の切り際に私は「私は君が好きだ、わかっていると思うけれど」と言った。多分彼は自尊心を保とうとしたのだろう。とまどいながらくぐもった声で答えた。「僕もあなたを愛している」 Telperion訳:私は電話を切り、そのときはっきりと言った。「好きだよ、知ってるだろう」。そして彼は答え、その声は力がなく、ためらいがちだった。自分のプライドにハンカチをかける必要があったからだ。「私...
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記念植樹あれこれ

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.55:記念日を祝して植樹されることもあり、一九六一年にはインドのマロニエ通りができた。一九三五年一二月一二日にはメアリー王妃がアエスキュル・インディカを植え、同年ジョージ六世が即位した。チャールズとアンの誕生記念には樫の木を植えた。 Telperion訳:記念日を祝う機会に植えられた木もある。たとえば1935年12月12日にメアリー王妃が土に植えた、このアエスクルス・インディカだ。ジョ...
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廊下の家具の様子が召使の境遇に

『バッキンガム宮殿の日常生活』P.48:膨大な蔵書が収められている図書室や、莫大な量の洋服がかけられたマホガニー製のドレッサーの整理には果てしなく時間を取られ、広い廊下の暗い煉獄に放置され、罰を受けたかのように見えた」 Telperion訳:膨大な蔵書がぎっしり詰まった本棚、果てしない時を一つずつ打つ巨大な振り子を支える大理石が上部にあるマホガニーの飾り戸棚が、この大廊下の陰気な煉獄に据え付けられるのを強いられ...
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25年前の宮殿庭師頭を現役として紹介した原本

『バッキンガム宮殿の日常生活』の原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II (別名La vie quotidienne à Buckingham Palace sous Elisabeth II)』にあるおかしい記述は、メンデルスゾーンとオルガンの他にもありました。知識がない私が英国王室本の間違いを見つけるのはほぼ不可能なのですが、運というのはあなどれません。実は、見る人が見れば原本『Buckingham Palace au temps d'Elisabeth II』も間違いが目立つ本なの...
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