タイムズ紙とタイム誌は別物

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.245: ロンドンのタイム誌 Telperion訳:ロンドンのタイムズ紙 原本『Noureev』:Le Times de Londres ロンドン発行の「The Times」は新聞。新倉真由美の文では、ロンドンのタイムズ紙とニューヨーク発行の雑誌"Time"がごちゃまぜになっている。 私は翻訳の問題を第一に取り上げているので、誤植にも見えるこの個所を取り上げるのには迷いがあった。しかし、「タイムでなくタイムズが...
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仏語singulariseは英語sunglass(サングラス)と無関係

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.195:ヌレエフはサングラスをかけ、先に店に入った友人たちに値段を尋ねさせた。 Telperion訳:ヌレエフは時折、値段を聞くために自分より先に友人の1人を店内に行かせるという奇行で目立っていた。 原本『Noureev』:Noureev se singularise en faisant parfois pénétrer avant lui dans la boutique l'un de ses amis pour demander les prix, 自分が有名人なせいで店主に高値を要...
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ジャン=クロード・ブリアリとアンソニー・パーキンスは似ていた

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.179:ヌレエフはパーキンスのフランスの“仲間たち”と幾晩も過ごしていた。その一人ジャン・クロード・ブリーリーは、 Telperion訳:ヌレエフはパーキンスのフランスの「コピー」、すなわちジャン=クロード・ブリアリーと幾晩かを過ごした。彼は(以下略) 原本『Noureev』:Noureev passe plusieurs nuits avec la « copie » française de Perkins : Jean-Claude Brialy, qui (以下略) ...
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巻き込まれるのはヌレエフでなくヴァレンティノ

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.234:しかし二番目の妻だった装飾家のナターシャ・ランボヴァ役の女優は、自分勝手な行動に彼を巻き込んだ。演じていたのはママス&パパスというグループの歌手ミシェル・フィリップスだった。 Telperion訳:しかし、レディ・キラーの2番目の妻で、甘やかされた子供の狂気に彼を巻き込む室内装飾家デザイナーのナターシャ・ランボヴァを演じるのは、ママス&パパスというグループの元歌手...
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フォンテーンの夫は嫉妬された側

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.157:嫉妬深い夫テイト・アリアスがパナマで傷を負い、半身不随になってしまったのだ。 Telperion訳:嫉妬した夫の手でパナマで負傷したティト・アリアスは、麻痺状態に陥った。 原本『Noureev』:Blessé par un mari jaloux à Panamá, Tito Arias se retrouve paralysé. 1964年にマーゴ・フォンテーンの夫ティト・アリアスに起きた事件について。 嫉妬した夫とは事件の加害者 "bles...
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亡命は衝動的だと示唆するKGB文書

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.107:突発的な行動だったのに!ヌレエフは家族を守り、なんの準備も作為もなかったと証明するためKGB文書を承認した。KGBは西側へ移り住むつもりでパリにやってきたに違いないと確信していた。 Telperion訳:まったくの突発的な振る舞いだ!家族を守り、何の準備も共謀もなかったことを示すために、ヌレエフはKGBの見解を採用した。実際には、ダンサーはまさしく西側に渡る意思を持...
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ヌレエフが先に言い寄ったという説

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.290:リンダ・メイバーダックのように彼はヌレエフを巧みに利用したという人もいた。彼の気を引こうと思わせぶりな態度をちらつかせ、そのアプローチが功を奏したというのだ。 Telperion訳:ルドルフの女友達のなかには、リンダ・メイバーダックなど、グレーヴェはルドルフを巧みに「利用」し、愛情と優しさをかき立て、いつの日かついにアプローチに屈するだろうという素振りを彼にちら...
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ドーヴェルベルとは振付家ドーベルヴァル

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.266:また“愛の魔術師アルルカン”や“ドーヴェルベル(原文ママ)のダンソマニー”などすっかり忘れ去られたフランスの遺産を掘り起こした。 Telperion訳:ドーベルヴァルの「愛の魔術師アルルカン」と「ダンス狂」で、すっかり忘れられた18世紀と19世紀のフランスの遺産を発掘した。 原本『Noureev』:Il exhume aussi un patrimoine français des XVIIIe et XIXe siècles totalement oublié...
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ウォレス・ポッツはヌレエフと別れた理由を明言した

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.184:「そして別れました」ポッツは本当の理由には触れずに語った。「僕は自分の自由を取り戻したかったのです。 Telperion訳:「そして別れました」とポッツは語る。「それほどもっともな理由ではありません。自由を取り戻したかったのです。 原本『Noureev』:« Puis, nous avons rompu, raconte Potts. Sans vraiment de raison valable. Je voulais reprendre ma liberté. ヌレエ...
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ワガノワ時代に国際コンクールには出ていない

『ヌレエフ 20世紀バレエの神髄 光と影』P.56:ルドルフがワガノワ国際コンクールに代表として選出されたのは驚きに値しない。それはモスクワで開催され、ソヴィエト連邦中のあらゆるバレエ学校の生徒が参加しており、 Telperion訳:ソ連の全バレエ学校がモスクワに集結する全国コンクールで、ルドルフがワガノワ代表に選ばれたのは驚くことではない。 原本『Noureev』:il n'est pas étonnant que Rudolf soit choisi pour représ...
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